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BLD地熱発電所が運転開始に向けた最終調整へ

2021年7月に泉源の掘削を開始して以来、着々と準備が進められてきたBLD地熱発電所 別府南立石Power Station

5月末の工事の完成引き渡しをひかえ、運転の開始に向けた最終調整が始まりました。
本格的な試運転は5月中旬から、6月下旬から7月はじめには商業運転の開始が予定されています。

別府南立石Power Station
防音壁の設置前に必要な機材が慌ただしく運び込まれる様子
泉源に直結された汽水分離器から勢いよく蒸気が噴出し、三段に造成された敷地には
年間発電量およそ200万kWhの地熱発電設備が2基設置されている。



別府南立石Power Station
エンクロージャー内に収まった発電設備の心臓部(左)と、冷却塔(中央)、高圧受変電設備(奥)




別府南立石Power Station
試運転を待つ生産井(熱源)の周辺 中央部がメインのセパレーター(汽水分離器) 
右側の黒い装置は予備のセパレーター 勢いよく蒸気は上がるもバルブの開放はまだ2〜30%程度


別府南立石のBLD地熱発電所で発電設備の本格的な工事がスタート

BLDの地熱発電所としては最大出力となる【別府南立石Power Station】の本格的な建設が始まりました。
現地には、昨年12月に無事最終テストを終えた発電モジュールをはじめ、次々と機材が運び込まれています。

世界的な物流の混乱や発電設備の出力増強による認可の再申請手続きなどで、完成、運開ともにスケジュールを変更。
商業運転の開始は7月を目指しています。

別府南立石Power Station
汽水分離器の設置後、生産井のバルブを開放するとすぐに吹き出した蒸気


別府南立石Power Station
測定された坑口の気圧は0.787MPa(メガパスカル)。温度も150℃を超えており計画には十分な熱水が得られていることを確認


別府南立石Power Station
発電モジュール搬入作業中の様子

地熱発電モジュールの工場最終テストを完了

2023年春の完成を目指して着々と準備が進む【BLD地熱発電所 別府南立石Power Station】

その心臓部ともいうべき発電モジュール、PC-280の工場での最終テストが行われ、
日本の関係者もリモートで見守る中、6時間余りにわたる試運転の結果、無事合格となりました。
中国TICA社製PC-280はこのあと上海より出荷され、早ければ1月17日にも日本に到着の予定です。

PC-280試運転
スマートフォンを使って送られたPC-280試運転の様子。

PC-280試運転
遠隔監視装置で発電出力や発電量に加え、蒸気や冷却水の量、温度など重要なデータをチェック
画像は最高出力280kW到達時点で撮影されたもの。
この後約2時間にわたり250kW以上を保持したまま、異常などの発生が無いかを詳細にチェック。
通常停止、緊急停止などの動作確認を経て試験を終了しました。

別府南立石PSで基礎工事に着手

別府南立石PS基礎工事
源泉掘削完了直後の噴気試験(2021.6)と基礎工事の様子(2022.10)


基礎調査、源泉掘削から設備設置まで、すべて自社開発による初の地熱発電所「別府南立石Power Station」
12月から予定される本格的な設備導入のため、機器や防音壁周辺の基礎工事がスタートしました。


3D図面
設備の配置計画にもとづく3D図面

次の地熱プロジェクトが本格始動

着々と準備が進むBLD地熱発電所【別府南立石Power Station】で敷地の造成工事が完了しました。
6月にはEPC契約も結ばれ、2023年4月の設備完成に向け、いよいよプロジェクトの本格始動です。

造成後
▲造成工事をほぼ終えた現地(2022年7月)

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▲造成工事前の噴気解放試験(2019年6月)

BLDグループは創業24周年を迎えました

BLDグループは、2022年6月15日で創業24周年を迎えました。
 
これもひとえに、お客様やお取引先の皆さまからのあたたかいご支援の賜物であり、社員一同心より感謝申し上げます。
今後とも、地域の皆様から支持され必要とされる会社として、より一層努力して参りますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 
 
⇒ BLDグループホールディングス